日本では海外との取引がない限り、日本の住所を英語表記にする機会はありません。しかし海外に友達がいて手紙を送る場合、海外の商品を輸入して購入する場合に自分の住所を英語表記になおす必要性がでてきます。海外の住所の書き方は当然日本とは違います。ここで日本の住所を英語表記にするにはどうすれば良いのだろう?という疑問が生まれます。
ここでアメリカの住所の例を見てみましょう。
日本では、都道府県、市、町、字、番地という区分けがあるように、海外でもこのような区分けがあります。しかし日本とは呼び方も異なります。上の例を見て頂くと日本とは逆の順序で住所が書かれている事にお気づきかもしれません。英語表記では狭い所から順番に書くルールがあります。各番号を日本風に言うと以下のようになります。
- 1:番地
- 2:通り
- 3:市名
- 4:州名
- 5:郵便番号
- 6:国名
これを英語表記にすると以下のようになります。
1:Street Number
2:Street
3:City
4:State
5:Postal Code / Zip Code
6:Country
海外のショッピングサイトでは「都道府県・市町村・番地」などと書かれているわけでもなく、上記のような表記となっています。これを踏まえて海外の表記にのっとって日本の住所を入れてみます。
- Street Number:2-8-1
- Street:西新宿
- City:新宿区
- State:東京都
- Postal Code:160-0023
- Country:日本
これでどれが日本の住所に該当するかは判明しましたが、これを基にこの住所を英語表記にすると下記のようになります。
2-8-1, Nishishinjuku, Shinjuku-ku, Tokyo, 160-0026, Japan
これで日本の住所を英語表記にする事ができました。ちなみに最後の国名は同じ国内に送る場合は省略します。日本でもわざわざ日本とは書きませんよね。
日本の住所を英語表記にするツール
やり方さえわかってしまえば日本の住所を英語にする事は簡単ですが、自動で英語表記にできるウェブサービスがあります。それは JuDress です。
使い方は、郵便番号を入力して「住所検索」ボタンを押すと自動で住所が表示されます。あとは番地と建物名があれば入力して「実用的に変換」ボタンを押すだけです。
これで日本の住所を英語表記にできます。
Stylish に変換はより海外風というかファンタジー世界風の住所に変換する事ができますが、実際には使えません。お遊び的な要素だと思います。
おわりに
海外へ手紙を送る場合、海外の通販で購入する場合に日本語住所の英語表記にする方法を知る必要があります。海外では日本とは逆の順序で住所を書くと覚えておきましょう。