Google Chrome では2014年12月現在、Internet Explorer や Firefox のようにブックマーク(お気に入り)をブラウザの左側に固定して表示する事はできません。そして Google はわざわざブラウザサイズを狭めるようなアップデートを今後も導入する事はないでしょう。
ブックマークは左側に固定表示!絶対に!というのは、長く続いた Internet Explorer 一強時代に根付けられた慣習です。いい加減この慣習は捨てるべきだと思います。
ブックマークは上という選択
主要ブラウザには画面上側にブックマークバーというものが付いています。ここを活用してブックマークの領域を作るという選択もありです。具体的には下記のような感じです。
ブックマークバーという場所にフォルダを作成したり、ブックマークを追加しています。この部分にブックマークを追加する為には、ブックマークの追加画面で「ブックマークバー」を選択します。(下図参照)
ブックマークが上にある事によって、ブラウザ画面を広く使えるというメリットがあります。また、ブックマークが上にあってもブックマークからサイトを表示するまでのクリック数は同じという事に気づくでしょう。
ブラウザのブックマークの使用頻度は減ってきた?
最近は Feedly など RSS から更新情報を取得するサービスも当たり前になってきました。ニュースサイトやブログならわざわざブックマークに追加しておく必要もなくなってきました。RSS から更新があった時だけ見に行けば良いわけですからね。
そうするとブックマークに残るのは更新に限らすよく訪れるサイト(素材サイト等)やよく使うウェブサービスやウェブツールが残る事になります。それだけならブックマークバーに並べておくだけで収まってしまうかもしれません。
なので、ブックマークが左に出来ないからクロームはなし!と思っているのは実にもったいない。