2016年5月11日にニンテンドー3DSのダウンロードソフトとして「CHASE-未解決事件捜査課~遠い記憶~」がリリースされました。こちらのゲームの開発陣はかつてニンテンドーDSで発売されたアドベンチャーゲーム「ウィッシュルーム」や「ラストウィンドウ」を開発した元CINGのメンバーという事で密かに期待していました。
http://www.arcsystemworks.jp/chase_tooikioku/
公式サイトに開発陣のメッセージが掲載されていますが、やはり「ウィッシュルーム」や「ラストウィンドウ」が好きだった人に向けて開発されたハードボイルドアドベンチャーゲームみたいです。はい、待ってました!
あらすじ
東京第三警察署の未解決事件捜査課に属する七瀬祥之助とその助手、雨倉香都が1本の電話を皮切りに5年前に事故として片付けられた爆発事件の再捜査を行い殺人事件の可能性を探る。その事件の裏に隠された真相とは?
ダウンロード購入方法
CHASE-未解決事件捜査課~遠い記憶~は3DS本体よりニンテンドーeショップにて購入、ダウンロードができます。価格は800円とお手頃価格です。しかし3D表示には非対応です。
プレイした感想
まずは、もう終わり!?と思う程の短さに驚きました。例えるならゲームのチュートリアルや第一章で終わったような感覚です。しかし、冷静に考えるとこのゲームが第一章とすると五章くらいまでまとまって一本のゲームとして発売される印象があります。このゲームの価格は800円、5章まであるとしたら4,000円。順当な価格なんだなと思いました。
エンディングでも公式サイトでも続編を匂わせる発言があるので、これで終わらせないで欲しいですね。
アドベンチャーゲームなのでストーリーについてはあらすじの紹介に留めますが、ゲームの流れはサウンドノベルのように読み進める事が基本です。
たまに事件写真から手がかりをさがしたり、取調室で参考人に質問をするときに選択肢が出ます。間違えると左下のゲージが減ってなくなるとゲームオーバーです。ゲームオーバーになってもすぐ再開できる親切設計。
音楽やキャラクター、雰囲気はまさにハードボイルドで渋い「ウィッシュルーム」や「ラストウィンドウ」そのもので懐かしさを感じました。もうその系統のゲームはプレイできないと残念に思っていましたが、またこうして世に出てきてくれた事を嬉しく思います。
セーブ方法
3DS の下画面より上図の黄色い枠部分からセーブができます。また、赤枠の Log ボタンからは会話のバックログを見る事が可能です。