日本でお馴染みのガチャガチャ、正式名称をカプセルトイという所謂おもちゃの自動販売機はスーパーの入口やデパートのおもちゃコーナーなどに置いてありますよね。子連れでその前を通ろうものなら、「やりたいやりたい!」と騒がれることもしばしばあるでしょう。
そのガチャガチャですが2016年以降、空港でかなりホットなアツい展開を見せています。
全国の空港でガチャガチャの設置台数がやばい事になっています。普通のスーパーでは設置されていても10台そこそこな事が多いですが、なんと中部国際空港(セントレア)では100台以上が設置されています。中身のおもちゃはおよそ150種類以上!
ガチャガチャマシーンがズラッと立ち並ぶ光景は圧巻で、どれを買おうか選ぶのも楽しくて一種のテーマパークのようになっています。
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空港でガチャガチャがブームな理由
Japanese Capsule Toy GACHA と題されたコーナーには様々な言語で案内が書かれています。「日本で売れています!」「余った小銭をおもちゃに!」など。もちろん日本語もありますが、メインターゲットは外国人旅行客である事がわかります。ガチャガチャは日本発祥の文化ですから、外国人観光客には特に新鮮に見えるでしょう。
空港に大量のガチャガチャを設置した結果、日本の通常のガチャガチャコーナーよりも3倍以上の売上を達成しているそうです。
その理由は…。
海外旅行で余ったお金は紙幣は自分の国のお金に変える事ができますが、小銭はほぼ出来ないという点にあります。そういえば自宅に海外のコインがありましたが、両親が海外旅行へ行ったときの余りだったと考えれば納得できました。
どうせ小銭を持って帰るくらいなら日本のガチャガチャでおもちゃを買おう。その点に着目したビジネスだったんですね。
日本のガチャガチャのおもちゃって、小さいながらに精巧で日本ならではですから外国人旅行者にとってもお土産に最適です。
中部国際空港のガチャガチャコーナーの場所
中部国際空港にはいくつかの場所にガチャガチャコーナーがあります。
1階ウェルカムガーデン
まずはセントレア1階ウェルカムガーデンです。出発ロビー、到着ロビーがあるターミナルビルの1階がウェルカムガーデンです。車で空港まで送ってもらったり臨時駐車場に車を停めた場合じゃないとなかなか来る場所じゃないですね。
ローソンとカプセルホテル「TUBE-SQ」の中間にあるエレベーターと階段の間のフロアにあります。
そしてもう一つ、ローソンの向かいにある郵便局前のフロアにもガチャガチャコーナーがあります。
紙幣を崩してまでガチャガチャをしたいという人のために両替機も設置されています。1階ウェルカムガーデンではローソンから郵便局側へ歩き、到着ロビーへのエスカレーターの側にコインロッカーがありその脇に両替機があります。
3階出発ロビー
3階の出発ロビーにもあります。4階のグルメフロアに登る中央のエスカレーター脇にガチャガチャコーナーがあります。
こちらにはガチャガチャコーナーの中央に両替機が設置されているので、両替機を探しに歩き回る必要はありません。
どんなものが売っているのか?
ガチャガチャの中身のおもちゃは入れ替わりもよくあるでしょうが、参考までに紹介しておくとドラゴンボールやすみっコぐらしなど日本のキャラクターグッズはもちろん、動物のフィギュア、テトリスといったミニ電子ゲーム、窓サッシとベランダの模型というよくわからないものまでありました。
とりあえず100種類以上あるわけですから、選ぶ楽しみは抜群です。
価格について
100円タイプ、200円タイプ、300円タイプの3種類があります。
おわりに
外国人旅行者に大人気のガチャガチャコーナー、大人になってからはまじまじと見る機会はありませんでしたが改めてよく見てみると色んなものがあって見ているだけでも楽しかったです。子どもの頃は何が出るかわからないという幼いながらにギャンブル心を掻き立てられてワクワク感は半端なかったですね。大人でも掘り出し物が見つかるかもしれません。