猫と会話ができたらいいな…。猫好きならそんな事を思った事がある人も多いのではないかと思います。子猫物語という映画に始まり、魔女の宅急便の黒猫ジジが喋る様子を見て幼いころは切に思っていました。そんな夢も叶う時代になったのかもしれません。
人間の言葉を猫語に翻訳してくれるスマホアプリ(Android/iOS)があるのです。それが「人猫語翻訳機」です。
人間の言葉を分析し、猫語として出力します。これで本当に猫に言葉が通じるのでしょうか。早速使ってみましょう。
人猫語翻訳機の使い方
アプリを起動するとこのような注意書きが出ます。確かに猫によっては自分以外の猫の声を嫌う場合もあります。声のする方へ攻撃を仕掛けてくるかもしれません。もし怒る場合は使用を中止しましょう。
これがアプリのメイン画面です。まず最初に青枠の矢印ボタンで猫の声の種類を選びます。そして、赤枠の録音ボタンを押して猫に話したい言葉を喋りましょう。するとすぐに解析が始まって猫語として出力されます。
実際にうちの猫に試してみた
この人猫語翻訳機でうちの猫に聴かせてみました。キョロキョロと辺りを見渡し、すぐにまたゴロンと寝てしまいました。うちの猫は生まれて間もなく親猫から離れてしまった為、猫語がわからないのかもしれません。
野良猫に試してみた
さすがに野良猫なら猫語がわかるでしょう。
「こんにちは。」
何だおまえは!というように凄く警戒しています。耳をピクピクさせ、あたりの様子をうかがったり、どこに猫がいるのか探しているようでした。確かに猫の声としては反応しているようです。
猫に言葉は通じたのか?
結局の所、人猫語翻訳機で猫に言葉が通じたのかわかりません。通じたのかもしれませんし、通じていないのかもしれません。
長年猫を飼っている私に言わせれば、猫語翻訳機など使わなくても猫は人間の言葉を理解しています。長い間一緒に過ごしてそれを確信しました。猫だって「お腹すいた!」「外出たい!」「寒い!」と言いたい事はたくさんあります。猫の方も人間に言葉は伝わらなくても、態度や素振りで言いたい事を訴えかけてくるものです。それを理解してあげるか否かはあなた次第。飼猫との絆が深ければ「猫語翻訳機」などは不要なのかもしれません。
とまぁ、本末転倒な締めでありますが、人猫語翻訳機もジョークアプリとして使えば楽しめます。
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