ガソリンが高い時代ですからやはり車の燃費は良い方がいいですよね。近年ガソリン車でも1リットルで20kmを超える事も珍しくありません。
燃費を調べるにはメーカー公式サイトを見たり、車のカタログを見る事で燃費を調べる事ができます。ここである事に気づきました。同じ車種でもグレードによって燃費が異なります。
自動車には装備の有無によりグレードが設けられています。カタログを見ると上位グレードになるほど燃費が落ちています。上位グレードで値段も高いんだから、燃費も上がって欲しいというのが正直な所です。上位グレードになるにつれて燃費も落ちるのは何故なのでしょうか。
上位グレードで燃費が落ちる理由
車重(車の重さ)
一番の理由は車重です。上位グレードになるほど装備も豊富に取り付けられるわけですから車重は増えます。車重が増えれば車を動かすエネルギーも多く必要です。つまりその分燃費が落ちます。
ホイールサイズ
上位グレードになると車の見た目向上の面から、ホイールのインチアップになっている事があります。ホイールサイズが大きくなるという事は当然その分重くなります。なので燃費も落ちます。
おわりに
燃費が落ちる一番の理由はやはり車の重さです。上位グレードになるほど良い装備がたくさん取り付けられます。例えばシートの移動が電動であったり、シートヒーター、スライドドアの電動化など、便利な機能が増えれば増えるほど車重は増えます。1kg増えるだけでも燃費は0.05%悪化すると言われています。こういう事が上位グレードになるほど燃費が落ちる理由です。
燃費の面だけで言えばほとんど何も装備が付いていない一番下のグレードが燃費が良いのです。つまり軽いから。そういう事です。