エアアジアとは格安航空会社(LCC)の一つです。スカイマーク、ジェットスターなど様々な格安航空会社がありますが、国際線を利用しない人にとってはエアアジアは馴染みがない名前でしょう。2018年現在、エアアジアの国内線は中部(名古屋)-新千歳間しかありません。羽田空港や関西国際空港からも出ていますが、国際線のみです。
エアアジアは他の会社と比べても航空券が安いのです(繁忙期を除く)。中部国際空港から新千歳空港まで、平日なら最安4,500円で行けてしまうのです。土日でも約1万円。新幹線で名古屋から東京まで行くよりも安いのですからにわかには信じられませんでした。
初めてエアアジアを利用しようという場合、あまりの安さなど色々不安な事もあるでしょう。試しにエアアジアに搭乗してみたので、注意点などをまとめてみます。
機内持ち込み手荷物は7kgまで
機内持ち込み手荷物は厳格に7kgまでと制限されています。荷物の数は2つまで。56cm×36cm×23cmまでのスーツケースなど、40cm×30cm×10cmまでのハンドバッグが機内持ち込みの対象となります。2つ合わせて7kgまでです。
ここでエアアジアで初めての失敗をしてしまいました。今まで手荷物の重量で引っかかった事はありませんでしたが、初めて制限に引っかかってしまいました。スカイマークは機内持ち込み手荷物の重量制限は10kgまでだった為です。
7kgという重さは旅行であれば余裕で越えてしまいます。お土産などがあればなおさらです。
重量制限に引っかかると追加料金
機内持ち込み手荷物の重量が7kgを越えてしまうと、受託手荷物として預ける必要があります。しかも受託手荷物は有料なのです。空港カウンターで重量オーバーが発覚した場合は、15kgまで2,900円の追加料金をその場で支払う必要があります。15kg以上は1kg毎に1,400円の加算料金で、せっかく安い航空券なのにそれなりの値段になってしまいます。荷物を預けるつもりはなかったので、面食らいました。
ただし、予め重量オーバーがわかっている場合は料金をお安くする事が可能です。
航空券を買う時点でわかっている場合は15kgまで1,200円、空港カウンターでチェックイン前にオンラインでの予約変更で受託手荷物を追加すると15kgまで1,380円になります。旅先でお土産を買いすぎて重量オーバーしそうだなぁという時は、予約の変更で受託手荷物を追加した方がお得です。
エアアジアを利用する場合は、手荷物の重量には再三の注意を払いましょう。手荷物を預けずに余計な料金を支払いたくないのであれば、手荷物の重さは確実に7kg以下にしておく必要があります。
空港カウンターに常に人はいない
エアアジアの国内線は1日2本(2018年7月20日より1日3本)ですから、飛行機の出発2時間前の搭乗受付までクローズドになってました。早く空港に着いて先に手荷物を預けようという事ができません。
搭乗手続きはお早めに
エアアジアの搭乗口は他の航空会社に比べて遠いです。出発ロビーから搭乗できれば運が良い方で、バスに乗って滑走路へ出て屋外から搭乗という場合もあります。バスも何度か往復してくれますが、出発時刻の20分前が最終で搭乗口も閉じられてしまいます。
搭乗券を失くしそう
搭乗手続きをして渡されたものはこのレシートのようなペラペラな紙です。受託手荷物の引換券もこの裏にシールで貼り付けてあるだけです。ペラペラで失くしそう。
空港のチェックイン機で手続きした場合は、A4の紙で出てきます。
おわりに
エアアジアは航空券が安い分、手荷物で賄っている感じがありました。特に注意すべき点は手荷物の重量ですね。エアアジアの航空券が安い!と思って買ったはいいものの、手荷物の重さを気にしておらず航空券以上の手荷物料金を支払う羽目になりかねません。7kgって意外とすぐに越えてしまいます。着替えだけならまだしも、カメラやパソコン、お土産などを持っていたら7kg余裕です。