*

滋賀の離島、琵琶湖にある沖島観光。猫島とも呼ばれる島を散歩

公開日: : 最終更新日:2016/03/07 散歩

沖島の港

滋賀県にある島と言えば、竹生島と沖島があります。このうち現在でも人が住んでいるのは沖島のみです。竹生島へは行った事がありますが、沖島へは行ったことがありませんでした。滋賀県民でありながら沖島の事を何も知らないなという事で、沖島へ行ってみる事にしたのです。

沖島の人口は約300人。1.52km2程度の面積の島にしては多い印象を受けましたが、昭和中期には800人ほど住んでいたらしいです。沖島の歴史は平安時代にまで遡り、平安時代末期に起こった保元・平治の乱で敗れた源氏の武士7人が沖島へ渡って定住したのが始まりとされています。現在も末裔が暮らされているとか。

沖島への行き方

沖島へは近江八幡市の堀切漁港から向かいます。

沖島来島者駐車場

駐車場について

昔は観光客向けの駐車場は無かったのですが、現在では来島者専用駐車場があります。特に整備されていませんが約30台ほどは駐車できるスペースがありました。ちなみに無料ですが、管理維持費の為の寄付金は受け付けられています。

ここから約5分ほど歩くと堀切漁港に到着します。

沖島通船時刻表

沖島への船は約1~2時間に1本運行されています。片道500円で沖島まで船で約10分です。

沖島通船乗り場

こちらが船の乗り場です。意外にもかなりの人数が船を待っていました。釣り人が目立っていた気がします。また、沖島にはスーパーもコンビニもないので島民も沖島通船を利用して買い物へ出かけるようです。

okisima6

船がやってきました。

沖島通船領収書

船の料金は船内で支払います。現金のみです。

のどかな時間が流れる沖島に到着

沖島の港

沖島に初めて上陸しました。当然ですが家々がたくさんあり、船もたくさんありました。島民の皆さんの生活が確かに根付いていて本当に人が住んでいるんだなぁと実感しました。そこはまるで人里離れた静かな村という印象です。

聞こえるのは波の音と船の音、トンビの鳴き声くらい。実にのどかな空間です。

okisima10

沖島には車が一台もありません。バイクもありません。その代わりに自転車がたくさんありました。車が通る必要が無いので島の道路もかなり細いです。人一人通るのがやっとなくらいの細さ。これはもうまるで迷宮です。

車はありませんが、沖島では1世帯に1台以上の自家用船があるそうです。

沖島の自販機

沖島の自販機

沖島にはコンビニはないですが、自販機はあります。飲み物やお酒は本土まで出向かなくても買えるようです。島なので映画館や山の上の自販機のように釣り上げられた値段かとおもいきや、通常料金でした。良心的。

沖島の郵便局

okisima9

何と沖島には郵便局があります。ポストだけではなく、ATM も窓口もあるようでした。沖島へ行った土曜日には本土から郵便局員さんが向かって郵便物を配達、ポストの中身を回収していました。

沖島のトイレ

沖島のトイレ

港のすぐ近くに公衆トイレがありました。一般家庭にしかトイレがないという事はありませんでした。

沖島の小学校

沖島小学校

何と沖島にはかなり立派な小学校があります。人口が300人なら子どもの数もそれなりだろうと思っていました。しかし、小学生は2016年現在3人とか。本土から通学する子どももいるようですが、それでも10人そこそこ。

沖島の民宿

沖島民宿島の宿

宿泊できる民宿もあります。外観は一般家庭とさして変わりません。

沖島のカフェ

沖島にはカフェが2件あります。

汀の精 – Cafe + Gallery

汀の精

土日のみ営業のギャラリー&カフェです。外観だけでもオシャレで恐らく観光客向けな感じ。平日は予約すれば開けてくれるそうです。沖島へ向かったのは土曜日なのですが、何故か開いておらず…。

いっぷくどう

いっぷくどう

沖島の住宅街の細い路地裏にあるカフェです。かなりレトロ。コーヒーやスイーツを注文できます。

いっぷくどう – 近江八幡/喫茶店 [食べログ]

沖島の猫たち

滋賀の猫島とも呼ばれる沖島。猫も島でのんびりと生活しています。猫たちはどうやって島へ来たんだろう。

沖島の猫

港で眠る猫。

okisima16

琵琶湖を眺める猫。

okisima18

岸に打ち上がった死んだ魚を食べたりして生活しているみたい。

okisima19

子猫たち。

猫島と言われるほど多くの猫はいなかったと思います。今回沖島へ行ったのは3月で、暖かくなればもっと多くの猫が出てくるそうです。かわいいけど、猫に餌をあげないのがマナーです。

島での生活について

島民のおばあちゃんにお話を伺う事ができました。

Q.買い物へ行く時はどうするんですか?
A:そりゃ、船で本土へ行くんだわ。

Q.えっ!なら毎回往復1000円かかるんですか?
A:島民は片道200円で利用できるんだわ。自家用船で行くより安いよ。そこからは港にある自家用車で行くんだよ。

Q.雪は降るんですか?
A:今年(2016年)は3cmほど積もったのぉ。

Q.島の小学校を卒業したら本土へ行くんですか?
A:そうじゃ。

沖島では漁業を生業としている方が多いですが、中には本土の会社へ就職して通勤している人も。通学するにしても通勤するにしても船を1本乗り遅れたら1時間~2時間待ちというかなり大変な生活だと想像できます。

進む高齢化問題

沖島では高齢化が問題となっていて人口の半数が65歳以上という。このままではいずれ無人島に戻ってしまってもおかしくないという事で、新島民を受け付ける事業が始まっているそうです。家賃1万5千円で住めるとか。

のどかな島で暮らすのもあこがれですが、現実を見れば様々な問題で新島民は難しいでしょうね。沖島で事業を立ち上げて会社一つでも起業して成功すれば上手くいくかもしれないなぁと思いました。

おわりに

のどかな沖島でゆったりと過ごす観光も乙なものです。滋賀の猫島とも呼ばれる沖島へ、興味があれば是非!

同じカテゴリの記事を見てみる  散歩

上部広告

  • Pocket

おすすめトピックス

関連記事

二代目駅長たま!ニタマ駅長に和歌山県貴志駅で会ってきた

2015年6月、ねこ駅長として有名な和歌山電鐵貴志駅の「たま駅長」の訃報が発表されました。当然私もたま駅長の事はテレビなどで知っていていつか会いに行ってみたいと思っていました。たま駅長の訃報を聞いた時には後悔したものです […]

ひこにゃん
ひこにゃんに毎日会えるのは彦根城だけ。彦根観光がてら会いに行こう

ひこにゃんと言えばご存じの方も多いかと思いますが、滋賀県彦根市のマスコットキャラクターです。公式マスコットキャラクターとしてはトップレベルの認知度じゃないかと思います。 ひこにゃんはグッズだけのキャラクターではありません […]

観音坂トンネル
滋賀県の心霊スポット観音坂トンネルが新しくなって開通しました

滋賀県の心霊スポットの一つとして数えられている滋賀県の長浜市と米原市を繋ぐ「観音坂トンネル」が2016年3月26日に新しくなったトンネルが開通しました。正式開通前にトンネル内を歩ける催しがあり、新しいトンネルの開通なんて […]

徳源院の紅葉
本堂から眺める庭園の紅葉が絶景!穴場の滋賀県米原市「清瀧寺徳源院」

11月の季節となると美しい紅葉を見たくなる時期となりましたが、人混みの大混雑の中紅葉鑑賞するのは嫌という人もいると思います。静かに自然の音を聞きながら紅葉を楽しめる滋賀県の穴場を紹介します。それは滋賀県米原市にある清瀧寺 […]

リニア鉄道館
名古屋「リニア鉄道館」は鉄道マニア垂涎の地!大人も子どもも楽しめる鉄道博物館

ゴールデンウィークに JR 東海が2011年3月14日に開館したリニア・鉄道館へ行ってきました。数々の鉄道車両が展示されそれはもう壮観です。鉄道と言えば幼少の頃は憧れの的だった方も多いでしょう。ゴールデンウィーク中ともあ […]

六義園の紅葉
駒込の六義園、東京とは思えない美しい庭園で紅葉散策

12月も中旬にさしかかろうとする頃、東京都文京区本駒込にある都立庭園「六義園」に行ってきました。もしかして12月でもまだ紅葉が見れるのではないかと思ったのですが、行ってみれば最高に見頃な美しい紅葉を拝む事ができました。 […]

上部広告

著者について

名前:Azell
作曲したり風景写真撮ったりWeb制作したりする人です。 好きな事を楽しくブログに綴れていけたらと思います。

フォローはこちら

       

上部広告

       
輸入タイヤ
車のタイヤを買うならどこで買う?タイヤサイズの確認方法と購入の選択肢

前回の自動車の点検時に、そろそろタイヤを交換しないと危険ですし

Premiere Elementsで動画にテロップ(字幕)を入れるには

動画にテロップ(字幕)を入れるという処理は定番中の定番です。テ

どんべ金もなか
長浜土産に最中なら木元製菓舗の「どんべ金もなか」が美味しいので全力でおすすめする

最中(もなか)と言えば江戸時代から続く歴史ある和菓子です。今で

小谷城スマートIC
小谷城スマートICが開通したので近隣の観光地やお店を紹介するよ

2017年3月25日15時より、小谷城スマートインターチェンジ

Amazonプライム限定のクレヨンしんちゃん外伝は地上波とは違う面白さがある

クレヨンしんちゃん25周年を記念して2016年8月から Ama

→もっと見る