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長浜土産に最中なら木元製菓舗の「どんべ金もなか」が美味しいので全力でおすすめする

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最中(もなか)と言えば江戸時代から続く歴史ある和菓子です。今では全国の和菓子店で様々な最中が販売されています。その地域地域に応じたお馴染みの和菓子店の最中があるでしょう。今回紹介致します滋賀県長浜市にも色々なお店で最中が作られていますが、私が特におすすめしたいのが滋賀県長浜市湖北町にある木元製菓舗さんの「どんべ金もなか」です。明治35年創業の老舗和菓子屋店でどんべもなかも50年以上の歴史がある地域に愛される和菓子です。

今回はこのどんべ金もなかを全力で紹介しておすすめします。

木元製菓舗の場所

長浜市湖北町山本にある和菓子屋さんで、長浜市立朝日小学校の目の前にあります。住宅街の中にあり少々わかりにくいかもしれません。滋賀県を縦断する国道8号線から「速水北」交差点を西へ車で5分程度です。

木元製菓舗さんの和菓子は湖北みずどりステーションという道の駅でも買えますが、本店へ行ってみる事にしました。

木元製菓舗外観

こちらが木元製菓舗さんの本店です。普通の民家のようでお店っぽさもなく本当に営業しているんだろうか?と心配しましたが、入ってみると中でお菓子作りの作業をしておられました。

どんべ金もなか

どんべ金もなかは1個100円で販売されています。化粧箱付きにすると箱代が100円かかります。6個入りを購入したので700円でした。

どんべとは私も聞き馴染みのない言葉でした。昔、屯平というお爺さんが釣った魚を入れる為の籠を作ったそうです。その籠が世間でかなりの評判となり屯平爺さんの籠と呼ばれ、そこから次第にどんべ籠と呼ばれるようになったそうです。どんべ金もなかは、そのどんべ籠の形をモチーフとして作られた最中です。

最中と言えばベージュの薄皮に小豆の餡が入っている和菓子を多くの方が想像すると思います。どんべ金もなかはこんな外観をしています。実に黒いです。竹炭を練り込んだ最中の皮は本当に炭のような黒さをしています。炭と言っても食べても害にはなりません。竹炭は食用炭で和菓子や洋菓子などに使われる事があります。

どんべ金もなか

特長は黒いだけではありません。御覧ください。中にはまるで金が詰まっているような鮮やかな黄色い餡が入っています。どんべ「金」もなかと呼ばれる所以はここにあります。黒い皮に黄金の餡はとても色が映えて特別な物に見えます。この黄色い餡は地元湖北の黄金大豆を使った餡で大豆の風味が感じられて、小豆の餡とは一味違います。お土産として持参すればこれだけでも驚かれるかもしれません。

私はこのどんべ金もなかに関して特に期待していませんでした。最中なら今までに何度も食べた事がありますし、どうせ普通の最中でしょ、と。しかし、食べてみると普通の最中という期待を目を見開く程に見事に裏切られてしまいました。これは本当に美味しい最中です。黄金大豆の餡はこし餡ベースですが、その中に大豆の粒がまるごと入っています。これが歯ごたえがあって凄く美味しいのです。正直小豆の粒あんは豆の皮っぽさが感じられてあまり好きではないのですが、この大豆餡は皮っぽさがなくて歯ごたえもあって美味しいです。優しい甘味と大豆そのものの食感が感じられる絶品最中でした。

おわりに

50年の歴史があるどんべ最中は一つ一つ手作りで作られていて真心がこもった和菓子だと思いました。地域に愛される老舗和菓子店というのも納得です。

どんべ金もなかが買える場所は、今回紹介した本店と湖北みずどりステーションの道の駅です。通信販売もあるにはあるのですが、あまりやる気はないのか大々的にはやっていません。

長浜のお土産、手土産品に「どんべ金もなか」を特におすすめします。

お店情報

住所:滋賀県長浜市湖北町山本1135
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
公式サイト:木元製菓舗|高級和菓子の通販なら創業明治三十五年の当店へ。どんべ金もなか、金豆タルトなどの販売

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